2007年01月11日 00:07
県内の障害児学校に併設されている寄宿舎の存続を求め、養護学校の保護者らでつくる「障害者の生活教育を充実させる県民の会」メンバーらが9日、県庁に嘉田由紀子知事を訪ね、要望書を手渡した。
県によると、近江八幡市の八幡、東近江市の八日市の両養護学校は寄宿舎を併設。計40人余りが利用している。2008年度には、野洲市に寄宿舎を備えた養護学校が開校するに伴い、両養護学校の寄宿舎は「通学環境が整った」として閉鎖されることになっている。
要望書によると、学校教育法では、障害児学校には原則、寄宿舎の設置が義務付けられているとして、現在ある寄宿舎を縮小、廃止しないよう求めている。
訪れた保護者は一人一人が知事に直接、「子どもは、寄宿でなければはぐくめない教育がある」「寄宿舎存続がなければ、生きていけない家族もある」と切実な思いを訴えた。
県民の会の犬飼宗潤会長は「せめて今ある施設を残し、現状維持をお願いしたい」と話していた。